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損害保険の事例|傷害保険|会社の飲み会での粗相【静岡市の保険屋】


こんにちは!草垣です。 街中の賑わいや、週末の渋滞など日常に戻っている実感があります。なんだか嬉しいですね。

これからは、損害保険の専門家として、日々の生活や商売のリスクに対する備えや対策など思った事をたまに投稿させていただきます。よろしくお願いします。

[飲み過ぎは保険的にもアウトです] 山田社長は、現在50歳、10年前に内装工事会社からリフォーム会社として独立しました。社員は10名平均年齢35歳(創業メンバー7名)で社長中心のチームです。苦楽をともにした社員たちには、飲み会を通じて労をねぎらいたい気持ちが強かったそうです。 飲み会終わりの出来事です。2年ぶりなので山田社長はいつもよりも飲酒量が多くて、酔っていて歩行が困難な状態になるまでたくさん飲んでしまいました。

そして事故が起こりました。 山田社長は、トイレに向かう途中段差に酔っていて足下がおぼつかない状態だったのでつまずき、頭部を柱に打ち付け床に倒れ込みました。症状は頭部の裂傷で、1日入院のみで脳にも異常は無く幸いでした。 ここで質問です。 山田社長は、入院日額2万円の傷害保険に加入しており、保険会社に保険金請求をしました。保険金はいくらもらえるでしょうか? 答え 飲酒により泥酔状態なので、補償されません! 補償されない理由です。 傷害保険は「急激かつ偶然な外来」の事故によって被った身体の傷害を補償するものです。ですから、この場合飲酒は「外来」ではないため、補償の対象外となります。 少し補足します。山田社長は飲み過ぎて歩行困難になるくらい泥酔していたのが事故の原因なのです。つまり、飲酒をしても普段と変わりなければ、傷害保険の補償対象となります。傷害保険は1年に1回更新のタイミングがあります。1年を振り返っていただき、代理店とヒヤリハット事例を共有なさっていただきたいです。そうすることで、ご加入いただいている保険の理解が深まり、事故の注意喚起にもつながります。 「会社の成長と継続」のお手伝いさせていただいているMASA保険事務所 草垣でした。https://www.masahoken.jp/ ご質問等ございましたら、遠慮無くコメント等いただければ幸いです。

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